編プロの仕事

執筆・取材・編集協力した『家電批評』が発売されました

このたび、5月2日に販売された『家電批評 2022年 6月号』(晋遊舎)で執筆・取材・編集の協力をさせていただきました。

 

ラフ作成から専門家への取材、執筆までを担当。

いまや広告力やマーケティング力さえあればあらゆるモノが売れてしまう時代です。しかし、それは裏を返せば、本当に良質なモノや情報が手に入りづらくなっているとも言えます。そんな世の中で、『家電批評』は広告も忖度も一切しない、ガチンコで家電を評価する貴重な月刊誌です。

今回はミルミキサーと毛穴吸引器のページを担当。

時代とともに、あらゆる有益な情報がWeb上で無料で手に入るようになりましたが、信憑性に欠ける情報やフェイクニュースといったノイズとの距離も近くなってしまっています。何が有益か取捨選択しづらい時代だからこそ、『家電批評』のような徹底検証を行う雑誌や書籍は不可欠と言ってもよいでしょう。

書店でも堂々と並べられるほど人気の月刊誌。

当プロダクションの事業は、Web上の仕事が7~8割、紙媒体の2~3割といった比率です。正直なところ、Webに比べて紙媒体は労力がかかります。費用の面で余裕のない出版社さんも少なくありません。それでも紙媒体に携わり続けるのは、書籍や雑誌だからこそ求められるこだわりやクオリティがあるからです。

 

SEOやWebライティングの世界だけで育ってきたライターや編集者が作れるメディアのクオリティには限度があります。紙媒体で学んだ精神や培ったスキルがあってはじめて、Webの世界でも光るものが生み出せるのではないでしょうか。私たちは、紙媒体でも、Web媒体でも、より有益な情報を多くの読者に発信できる一助を担えるようこれからも努めて参ります。

 

書籍名:家電批評 2022年06月号

ASIN ‏ : ‎ B09Y4VZQ3Z

発行:2022年5月2日

出版社:晋遊舎,月刊版


投稿者プロフィール

編集長・清水
編集長・清水
編集プロダクション雨輝の編集長。文筆業一家に生まれ、初めて編集業務に携わったのは14歳。Webライターたちの質の低さに失望し、業界を底上げすべく2014年に編プロを設立。日々、Webと紙媒体の狭間で日本語にこだわり続ける。趣味は映画・ドラマ観賞と旅。海外ドラマを語らせたら三日三晩トークが止まらないので要注意。日本は1.5周済。ひそかに文学賞を狙っている。
ブログ一覧へ戻る
お問い合わせバナー
お問い合わせバナー2
LINEバナー